「陸屋根に太陽光発電を設置して欲しい…」というお客様からの依頼がありました。
陸屋根への太陽光発電の従来工法では、電気工事の知識とともに屋上に穴を開け、コンクリートと
ボルトで基礎工事をし、雨漏りしないよう防水工事をする必要があり、ややこしい工事です。
従って、高度な技術が要求され、コスト、人件費も高くなります。
何か、他に良い方法はないかとホームページを検索して、このコンクリート架台工法を見つける
ことができました。
この工法を知った最初の心配は「風で飛ぶのではないか?」ということでした。見積りに際しては、物件毎に耐風速計算をされていて、一番危惧していた安全性がクリアできました。
地元のお客様の施工をしました。
屋根に置くだけなので、電気工事の知識だけで設置でき、簡単でした。
作業自体は10kWで約2日間(3人)で終わりました。経済産業省に申請してから約1か月で完成するという、今までの常識では考えられないスピードです。ケースにもよりますが、通常の3分の1の工数で完了できそうです。
ただ、大量のコンクリートブロックを使い、腰が痛くなりました(笑)。
お客様には大変喜んでいただきました!従来工法よりも早く、しかも安価、そして雨漏りの心配が無い、素晴らしい工法に巡り合えました。今後もこの工法を広めて行きたいと思います。
1、ビル所在地(番地まで)…耐風速計算上必要
2、ビル屋上の耐荷重…180kg/㎡以上を確認
3、ビルの高さ(または、階数)
4、使用モジュール(パネル)の種類(仕様書)<寸法(縦、横、厚さ)と重量、
パネル裏の取付穴の寸法>
5、モジュールのレイアウト図面(横置き)
※一般的な段間は、「基本置き」は265mm、「詰め置き」は135mm。